今日から毎日ブログのスタートです。
私の仕事は建物のキズ補修。
今日は補修の技術体験会、2名の参加がございました。
補修って工程が決まっているので、部材が変わろうが基本を押さえておけば
あとは応用という感じです。
①下地の処理をする。
②パテ充填
③平滑作業
④着色
⑤艶合わせ
体験会では、フローリングの板を使って練習します。
まずは下地処理。皆さんなかなか初めて使う道具に悪戦苦闘。しかしながら慣れてくるとなんてことないか。
では次はどうでしょう。パテ充填。充填するためバーナーでヘラを温めてハードワックスを溶かして充填します。ハードワックスを数種類とって調色して充填しますが、なかなか色があいません。
ここでパテの紹介
ハードワックス ポリエステルパテ、エポキシパテ、アルテコジェル
それぞれ特性があるんですが、対象により使い分けてます。
ハードワックス 作業効率◎ 小さな傷◎ 耐溶剤性×
作業効率は上がりますが、大きな傷には向かない。また着色が必要な場合などは耐溶剤性が低いため、せっかく平らにした面が崩れてしまう。そんなときはジェルを使うと良い。
調色 色を作るって難しい
色は原色から作っていきます。
赤?黄? 彩度 どちらが多いかな?
白?黒? 明度 明るい?暗い?
溶剤をドライヤーで揮発させると本当の色がでます。
黄色が多ければ、赤を、赤が多ければ、赤を。
赤と黒、青は色の効きが大きく、ちょっとでも色ががらり変わってしまうので注意。
体験者さんの板
赤〇の部分は色がほぼあっているが、上の部分は色が合っていません。
しかしながら根気よくやっていくことで、だんだんと色が合ってきました。
今日の体験会はここまで。
補修体験会 \8,800 (自宅で保有ができるキッドをプレゼント)
補修(木部、アルミサッシ)マスターコース3日間 \90,000
補修木部マスターコース ¥60,000
日程につきましては、随時お知らせいたします。
昨日はビジターで松翁会に参加。
その後、懇親会にて。